ドンヨリ天気の日に憂鬱になるわけ

2021.7.15 コラム

雨の日が続いています。雨の日になぜ憂鬱になるのか?
それは、現代人が働き者だから。そのルーツは、人類の祖先であるホモ・サピエンスが狩りで獲物を捕まえたり、木の実を採取したりして食料を調達していた約30万年前まで遡ります。
晴れの日は、自然と獲物が見つかりやすいため、食料確保率がアップ。
晴れの日にはやる気アップの状態に、反対に曇り・雨の日には、休憩モードに入るように遺伝子に刻まれているのだそうです。
空がドンヨリしている日には、体は休憩モードに入りたがっているにも関わらず、仕事の影響で無理やりやる気を起こしている状態を引き起こし、これが憂鬱な気分を引き起こす原因になっているようです。

そこで雨の日の過ごし方ですが
雨の日こそ不調をリセットするのに最適。

雨音に静かに耳を傾けることは、実は脳に、非常によい影響を与えることがわかっています。血液循環や内臓の働き、ホルモン分泌を司る脳が、雨音によって活性化されるのです。
この原理は、自然の不規則なリズムが、脳の調子を整えてくれるわけです。それで、リラックスして雨音を聞いた後は頭がスッキリするだけではなく、体まで調子が整っている、ということに。

ということで、晴れの日は、外で頑張り、雨の日は、のんびりお部屋で過ごすのが、最適ですね。