秋バテ

2021.9.15 コラム

皆さん、夏バテならぬ「秋バテ」って知っていますか?
暑い夏がようやく終わり、過ごしやすくなってきたこの季節。
でも何となくまだ体がだるい…。そんな方はもしかしたら「秋バテ」かもしれません!

秋バテって言葉を初めて聞いたという人も多いのではないでしょうか?
「秋バテ」とは一体どのようなものか紹介したいと思います。

「秋バテ」とは、
夏の暑さもやわらぎ、ようやく涼しくなってきたのにもかかわらず体がだるい、疲れやすいなどの体の不調が続いている状態をいいます。
原因としては、
夏の間の冷房や冷たい物の取りすぎにより自律神経が乱れているのに加えて、秋の朝昼夜の寒暖差や長雨などの低気圧の影響が加わって起きてきます。

症状としては、
疲れやすくだるい・食欲がなく胃がもたれる・よく眠れない・立ちくらみやめまいがする・頭痛や肩こりがする・便秘や下痢…などがあります。夏バテが8月の暑さ真っ盛りの時期に起きるのに対し、秋バテは涼しくなる9月以降に起きてきます。

では「秋バテ」の予防&対処です。
秋バテの大きな原因が自律神経の乱れとそれによる血の巡りが悪くなることですので、それを改善するようにします。
具体的には、シャワーだけでなく、38〜40度のやや温めの湯船につかるようにします。
そうすることで副交感神経が優位になります。
また30分程度の散歩など軽めの運動を毎日続けることにより自律神経の機能が回復してきます。
さらに適切な服装によって温度差の管理をすることや、冷たいものを控えて暖かいもの、ビタミンの豊富な食べ物をよく噛んで食べることも重要です。豚肉や納豆はビタミンB1が豊富で自立神経を整える働きがあります。
さつまいもやかぼちゃ、じゃがいもなども免疫力を高める効果もあるのでお勧めです。
他にはマッサージや寝る前の腹式呼吸などもリラックス効果があり有効です。

色々、大変なことだらけの現代社会ですが
早めの秋バテ対策で、秋を駆け抜けましょう!!