みかん
2021.10.24 コラム
そろそろ朝晩も寒くなり、冬が近づいてきましたね。
今回は冬の定番の果物、みかんについて紹介します。
皆さん、みかんは好きな方は多いと思いますが、すっぱいのは苦手な方は多いんじゃないでしょうか?
そこで、今回はみかんを甘くする方法をいくつか紹介したいと思います。
まず、
みかんが酸っぱいのは、みかんに含まれているクエン酸によるものです。
おいしさは糖度、クエン酸による酸味のバランスで左右されます。
糖度も酸度も高いみかんよりも、糖度が高くて酸度が低いみかんの方が甘味が強く感じられるのです。
つまり、買ったみかんもクエン酸を減らし、酸っぱい成分をなくすことで甘味を増すことができるのです。
甘くする方法
1つ目
「みかんを揉む」
という方法ですが、みかんに衝撃を与えるとクエン酸はみかんを修復するためのエネルギーとして消費されます。
消費されてクエン酸が減り、甘味が感じやすくなるのです。
さらに揉んだ後、2~3時間置いておけばもっと甘くすることができますよ!
2つ目
「みかんを40℃くらいのお湯に10~15分程つける」
温めるとクエン酸を分解してくれる「アコニターゼ」という酵素が活性化されるのです。
温めた後に冷蔵庫で一時間冷やすと、さらに果糖の甘味を感じやすくなります。
3つ目
「レンジでチンする」
前述したお湯につける方法と同じで、温めることでクエン酸を分解し、甘さを引き出す方法です。
みかんを電子レンジで約30秒程あたためます。
お湯の時と同じで、冷蔵庫で冷やしてから食べると甘いみかんになりますよ。
注意していただきたいのは、みかんをそのままチンすると爆発してしまうので、必ず何か所か切り込みを入れてください!
4つ目
「太陽に当てる」
こちらは時間はかかりますが、一番手間のかからない方法だと思います。
みかんをビニール袋に入れて2,3日ほど日の当たるところに置いておくだけ!
みかんは呼吸をしています。
日に当てると呼吸が活発になるので、酸味成分がエネルギーとして消費され、甘味が感じやすくなるのです。
5つ目
「焼く」
焼きみかんにすると、皮の中でみかんがふっくらと蒸され、甘味がアップするのです。
寒い地域ではストーブの上で焼いているご家庭もあるそうですよ。
皆さん、試してみてはいかがでしょうか?
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