大阪 森の間伐紙
2021.10.28 コラム
私たちは「大阪の森を次世代につなごう」というスローガンをかかげ、大阪の間伐材を大阪の製紙会社で間伐紙にしました。
日本は戦後大規模な造林を行ったため、人口の森がたくさんあります。国土に占める森林の割合は約7割あり、
森林王国であるノルウェーですら約3割ですから比較にならないほど高いわけです。ところが、日本では木材の約6.5割を輸入に頼っているのが現状です。このため、日本の森は使われないで放置され荒れてしまっています。
森は間伐しなければ、繁茂した木の葉によって日光が遮られ、下草が枯れ、土がやせてしまい、遂には木が育たなくなってしまいます。「間伐」は“環境を大切にする”という意味において非常に大切な行為で、同時にその間伐された木材を使っていく事を考えて行かなくてはなりません。「日本の木は日本で」「大阪の木は大阪で」と考えて、間伐材を有効に使っていくことが、「森を大切にする」そして「環境を大切にする」ということに繋がります。
間伐紙規格
キク判(939/636)Y目(93.5kg)100枚包装
A/4(297/210)Y目(135kgベース)
10枚包装・100枚包装・1,000枚包装
(おおさか府内の間伐材を使用)
スギ・ヒノキの間伐材 約20%
牛乳パックなどの再生紙 約80%
この紙の木材パルプは非加熱・無薬品で作られた環境に配慮した紙です。
(苛性ソーダ・酸素系漂白剤未使用)
協力企業 平和紙業 山陽製紙 大阪府森林組合
「大阪 森の間伐材」の収益の一部は、
地域の森林育成や保全活動に活用します。
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