羽毛布団

2021.10.31 コラム

最近、羽毛布団を購入しました。
羽毛布団で寝ている方もいらっしゃると思いますが、暖かいですよね。軽くてポカポカです。母も羽毛布団で寝ているのですが、真冬でも毛布要らずと言っていました。

掛け布団の中わたには、羽毛や合繊、真綿など、様々な種類があります。その中でも羽毛は、保温性・吸放湿性に優れ、軽くて扱いやすく、季節を問わず通年通して快適に使用出来ます。
天然の羽毛は空気をたっぷり含むため他の素材より保温性が高い点が特長です。
またふんわり軽いので、体への負担が少なく程よくフィットし優しく包み込んでくれます。
羽毛の特性として、吸湿性、放湿性に優れているため、ムレ感を感じにくく、さわやかで快適です。
布団の厚みを適切なものに調節することで、夏の寝苦しい暑い夜にも適した素材なのです。

水鳥の「マザーグース」「グース」「ダック」の羽毛が使われています。「グース」はガチョウで「ダック」はアヒルです。大きいのは「マザーグース」「グース」「ダック」の順です。その羽毛である「ダウン」は胸部の羽軸のないタンポポの綿毛の様で、「フェザー」は翼の部分の羽軸がある毛、「スモールフェザー」は腹部の細い羽軸がある毛です。「フェザー」を混合することで弾力性を発揮し形崩れを防ぎます。水鳥が大きいと「ダウンホール」も大きくより暖かさを発揮します。使用される羽毛の種類で暖かさも変わってくるって事ですね。  
羽毛の代表的な生産地は、ハンガリー、ポーランド、フランス、カナダやロシアといった緯度の高い寒い国です。

今や「ダウンジャケット」も主流ですが、いずれも水鳥さんの恩恵に預かっているんですね。
水鳥さん、ありがとう。