ONC便り

2020.6.6 コラム

先日、弊社スタッフとの談笑の中において、一人のスタッフが「家」を造った!
「部屋を造った」と言っておるのを聞き、(ほ~、家を新築したんだ。部屋を増改築したんだ。すごいな~)と感心しておりましたが、話を聞いているうちに、部屋に置いてあるだろう家具のサイズ感が、私の一般的な感覚と格段に違うことがわかりはじめ・・・・・

よくよく聞いてみれば、何もかもが精巧にできているミニチュアハウス(ルーム)を作成したとのこと。

【写真①】

このミニチュアハウス、なかなかの物(私達が思う車、バイク、城、ガンプラ等のプラモデル感覚の代物ではない。)らしく、ほんの20cm立方の空間に置く家具を一つ一つ作り上げていくようです。ですが、これがまた非常に細かい。
例をいくつか申し上げますと、写真①の手前に見えるシングルソファですが、まず椅子の機能を持たす土台を作り、青い布を巻き付け糊付けします。その時クッション部には真綿を入れクッション感を出します。次に脚となる部分は細く長いワイヤーを寸法通りに切って、曲げ等を施し形成をします。このように背もたれ部・腰掛部・脚部のすべてのパーツを作ってから、仕上げとして各部を糊付けしソファの完成となります。

【組立て図です。】

その他、随所に見える観葉植物(こちらは、葉、茎を作り枝の曲げ具合まで考える様です)、また、本に至ってはガワだけでなく本文もあります(製本してます!)

このように、ミニチュアでありながらも本物同然のクオリティです。当然細かな作業が好きでなければ完成には至らないと思いますし、根気も必要な作業だと思います。達成感が味わえる素敵な趣味だと思います。(私は不器用なのでとてもとても・・・・)
その裏には、この商品を企画・制作した方。パーツの一つ一つを寸分狂わないよう正確に作成する“ものつくり”に携わった方とその技術。購入されるお客様の事を考えて各資材を漏らさずセットする正確な手作業に関心する次第であります。
提供する側も購入し作る側も、しっかりとした“ものつくり”の心をもっていると思います。
私たち大阪内職センターもお客様より安心、信頼を得られる行動と心をもっていきたいと思います。

参考:SOHO TIME

輸入販売元 (株)プラザクリエイト様