間伐材について
樹木は太陽の光を葉に受けることで成長し、その木の成長によってCO2を固定し、O2を供給します。
ところが、その木の成長に伴い密集しすぎると、繁茂した木の葉によって日光がさえぎられるため、下草が育たなくなります。そして地表が荒れ、土がやせ、木が育たなくなるのです。
豊かな森林を育てるためには「間引き」をして、太陽の光をきちっとあててあげることが重要で、その間引いた木を「間伐材」といいます。
間伐は、元気な森を育てるための重要な取り組みです
木の成長に伴い間伐が必要になります。間伐が適正に行われた森林は、樹木が更にいきいきと成長し、CO2をたっぷり吸収する元気な森になります。そして間伐した木材を有効に使っていくことで、収益がもたらされ、それが森林管理に充てられ、自然環境を維持していくことができます。
間伐した木材は、合板や紙などに利用され、間伐材を使った商品の販売による収益が森林維持のために役立ちます。
▶間伐に関する詳しい情報/林野庁ウエブサイト